「知って安心」介護に関する基礎知識

高齢化が進む社会の中、「介護」はある日突然身近な存在になります。「自分はまだ関係ない」と考えるのではなく、介護について基本的なことを知っておけば、もしもの備えになります。
ここでは、各種高齢者向け施設・住宅の違いや、入居前に知っておきたいお金のことなど、専門家監修のもとジャンルごとに分かりやすくまとめています。

お役立ち情報

介護付き有料老人ホームとは?特徴やサービス内容を紹介

こんにちは!岡山県有料老人ホーム相談センターです。

今回は、有料老人ホームの中でも「介護付き有料老人ホーム」についてご紹介します。
有料老人ホームとは、「入居サービス」と「食事や家事、介護等のサービス」が合わさったサービスですが、その中で対象者やサービス内容に合わせて「介護付き」「住宅型」「健康型」と別れます。

有料老人ホームについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

有料老人ホームとは?種類や他の介護施設との違いを解説

老人ホームを検討されている方や、ご両親、親族の方の介護中で、入居先の老人ホームを探されている方の中には、 「有料老人ホームってそもそもなに?」 「無料老人ホームとかあるの??」 と思われている方も多いのではないでしょうか…

介護付きの特徴

介護が必要な健康状態でも、サービスを受けながら生活を送ることが可能な施設です。
介護付きは、介護保険制度上の「特定施設入居者生活介護」の指定を都道府県から受けており、介護サービスの提供基準を満たしている施設に限られます。

介護付き有料老人ホームとはどういう人向き?

介護付きは、名前の通り、介護が必要な高齢者の方が対象となる老人ホームです。施設ごとに多少違いはありますが、自立の方から要介護の方まで入居可能です

介護付き有料老人ホームのサービス

スタッフの人員基準

介護付き有料老人ホームでは、スタッフの人員配置の義務が設けられています。

  • 管理者:専従で1人
  • 生活相談員:常勤換算で1人以上
  • 介護職員:看護職員と併せて入居者3人に対して常勤換算で1人以上
  • 看護職員:入居者30人までは、常勤換算で1人以上。その後は入居者が50人増すごとに1人追加
  • 機能訓練指導員:1人以上
  • 計画作成担当者:1人以上

ここで気を付けたいのは、24時間常時の基準ではないということです。
施設としての職員構成の体制として、常勤の介護職員または看護職員の総数と入居者に対して義務であり、時間に対しての人員の義務ではありません。
例えば「夜間は入居者30人に対して職員2人」など、施設ごとに違いがあるので、入居を検討する際に確認する必要があります。

介護付き有料老人ホームの特徴

24時間体制の介護サービス

介護付きの大きな特徴として、24時間体制で介護スタッフが常駐していることが挙げられます。夜間の排泄の介助であったり、緊急の際にすぐに対応ができるようにするためです。
夜間のスタッフ人員は施設によって異なるので、入居時に確認したいポイントです。また、認知症の症状が出たり、途中で介護度が変わった場合でも利用し続けられることもあります。ただし、どのレベルまで受け入れ可能なのか希望する施設に尋ねてみたほうが良いでしょう

医療行為の対応について

介護付き有料老人ホームは、医療機関ではありませんが、看護職員の配置基準があるため胃ろうやインシュリンの注射、たんの吸引などの医療行為に対応してくれる施設もあります。施設によって様々ですので確認が必要です。

文章や図表で調べてもよくわからない!もっとカンタンに適切な施設が知りたい!という方へ

今回は住宅型有料老人ホームについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか?

老人向け施設は対象の方の状況によって細かく分類されるため、テキストや表を見てみてもいまいちよく分からない・・・結局自分や入居対象者はどの施設が適切なのか分からない・・・という方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、岡山県内に特化した【岡山県有料老人ホーム相談センター】は窓口を開設しております。県内の施設と連携して、持病や費用に合った老人ホームをご紹介しておりますので、一度是非お気軽にご相談ください。


監修者:山本晃

2015年8月入社。株式会社タイオン365立ち上げメンバー。 老人ホーム相談事業の相談員として4年間勤務。計820名のお客様をご案内させていただきました。その後、2020年8月から介護保険事業へ参入。デイサービスを3施設、2021年9月に福祉用具貸与販売事業を開設。その他に介護施設コンサルをさせていただいており、集客や運営のお手伝いをさせていただいています。

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