高齢化が進む社会の中、「介護」はある日突然身近な存在になります。「自分はまだ関係ない」と考えるのではなく、介護について基本的なことを知っておけば、もしもの備えになります。
ここでは、各種高齢者向け施設・住宅の違いや、入居前に知っておきたいお金のことなど、専門家監修のもとジャンルごとに分かりやすくまとめています。
こんにちは!岡山県有料老人ホーム相談センターです。
今回はシニア向け分譲マンションの費用相場や入居方法、そしてメリットデメリットを整理してご紹介します。是非参考にしてみてください。
シニア向け分譲マンションとは、高齢者のためのバリアフリー設計の分譲マンションを指します。
施設によっては、ジムやカラオケなどの娯楽施設が併設されていたり、看護師や介護スタッフが常駐している場合があります。
分譲マンションを購入することになるので、初期費用は数千万円とかなり高額となります。
しかし所有権を取得することになるので、月額家賃等は必要ありません。
ただ施設によって、施設内の有料サービスを利用すると、そのたびに費用がかかります。
施設によって提供サービスは異なりますが、例として以下のサービスが挙げられます。
施設によって入居条件は異なりますが、多くのシニア向け分譲マンションでは以下のような条件があります。
一部の施設は、住民が介護サービスを必要とする場合に限り、入居許可を与えるため、入居者自身が介護を必要としない場合には入居できないことがあるようです。
またシニア向け分譲マンションは、高齢者向けに設計された住宅であるため、入居審査が一般的な住宅よりも厳しくなることがあります。
契約方式としては、所有権を獲得できるため、親族に相続もできる資産となります。初期費用は高いですが、資産として長い目で見た場合、初期投資としても捉えることができます。
シニア向け分譲マンションは、高齢者の方がいきいきと老後を過ごせるよう、娯楽施設が充実していたり、季節に応じたリクリエーションが開催されているところが多く、より充実した生活を送ることができる傾向があります。
また、分譲マンションということで完全個室となっているため、プライベートはしっかり区別でき、自由度が高いこともメリットといえるでしょう。
真っ先に挙げられるのは初期費用の高さでしょう。
他の老人ホームや老人向け住宅と比較すると、初期費用にかかるお金は莫大です。
メリットに資産として残せると述べましたが、未だ若い方が相続をしても、バリアフリー重視の住宅は逆に窮屈に感じてしまうことも。
また分譲マンションを購入する形となるため、隣人とトラブルがあったからといって即座に退去、という訳にはいきません。
なかなか資産として活かせずにいると、逆に負の遺産にもなりかねません。
メリットデメリットを整理すると、初期費用の支払い能力があり、自立している高齢者の方は、シニア向け分譲マンションも前向きにご検討ください。
介護度があがっても外部サービスを利用することができ、かつ日々の生活の自由度が高くプライバシーも守られるなかで、安心して老後を送ることができます。
2023年1月現在で、岡山県内にシニア向け分譲マンションに分類されるマンションはございません。
したがって、岡山でシニア向け分譲マンションへの入居をご検討されている方は、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅も視野にいれてみてはいかがでしょうか。
有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅は、施設ごとに費用はもちろん、娯楽設備やオプションサービスも異なりますので、施設選びはひとつひとつの施設を比較して選ぶことが大切。
といっても多くの老人ホームをひとつひとつ見学して比較するのは大変な作業です。
そんなときは是非私達にご相談ください。岡山県内に特化した【岡山県有料老人ホーム相談センター】は無料で相談窓口を開設しております。
県内の施設と連携して、持病や費用に合った老人ホームをご紹介しておりますので、一度是非お気軽にご相談ください。
即座に入居を必要としていなくても、ご相談のみのご訪問も承っております。
2015年8月入社。株式会社タイオン365立ち上げメンバー。 老人ホーム相談事業の相談員として4年間勤務。計820名のお客様をご案内させていただきました。その後、2020年8月から介護保険事業へ参入。デイサービスを3施設、2021年9月に福祉用具貸与販売事業を開設。その他に介護施設コンサルをさせていただいており、集客や運営のお手伝いをさせていただいています。