高齢化が進む社会の中、「介護」はある日突然身近な存在になります。「自分はまだ関係ない」と考えるのではなく、介護について基本的なことを知っておけば、もしもの備えになります。
ここでは、各種高齢者向け施設・住宅の違いや、入居前に知っておきたいお金のことなど、専門家監修のもとジャンルごとに分かりやすくまとめています。
認知症カフェでは、認知症の方やその家族が集い、専門家に相談ができたり、認知症に関する情報交換、また予防体操などを実施しています。
また認知症の当事者やその家族が、似ている環境で過ごしている方と他愛のない会話をしてコミュニケーションをとる場所としても利用されています。
家族が認知症になったり、自身が認知症になったりすると、急にやらなくてはならないことや対策しなくてはならないことが発生し、不安になります。
そんな認知症ならではの悩みは、当事者同士で相談しあうことで、安心したり、前向きに捉えて生きる活力をもらえたりすることができます。
また他人と会話ができ、自分の居場所ができることで、社会的な孤立や介護によるうつ症状などを防ぐことができます。
認知症の方、その家族の方、認知症に関心のある方など、誰でも利用することができます。
認知症カフェは、普通のカフェのように毎日開店しているわけではなく、月に一回など開催日が決められています。
おおよそ1回あたり1~2時間程度開催されています。
主に介護事業者や地域包括支援センターが運営しています。
なかには民間のボランティアの方が企画されていたり、薬局などの医療機関も運営しているところもあります。
一回200円程度で、気軽に参加できる料金です。
運営団体の施設の一角で認知症カフェを開催している場合が多いです。
下記は、ある認知症カフェのスケジュールの例です。
13:00~ スタート
13:10~ 体操
13:30~ レクリエーション(季節の行事やワークショップ、講話など)
13:40~ 座談会・相談会(当事者同士で相談しあったり、介護の専門家等に相談ができます)
14:00 終了
およそ1時間から2時間程度、お茶を飲んでコミュニケーションをはかりながら、日頃の悩み事やストレスを他人に相談することができます。
認知症カフェは毎日開催しているわけではなく、毎月一回等の定期開催となるので、事前にいつ開催されるのか調べておきましょう。
認知症カフェは施設の一角を利用していることが多いので、大人数が集まると定員オーバーや感染症のリスクが高まるため、事前予約制のところもあるようです。
はじめて利用する場合は、事前に問い合わせてみましょう。
岡山県内で実施されている認知症カフェをいくつかご紹介します。
実施場所:特別養護老人 ホームいきがいラ イフたかまつ(岡山市北区)
開催日時:毎月 第4水曜日 13:00~15:00
運営団体:社会福祉法人義風会 いきがいライフたかまつ
実施場所:岡山済生会ライフケアセンター1階(岡山市北区)
開催日時:毎月第3金曜日13:30~15:30
運営団体:社会福祉法人恩賜財団済生会支部岡山県済生会
実施場所:栴檀の家(早島町)
開催日時:2か月に1回 第1火曜日 13:30~14:30
運営団体:早島町地域包括支援セン ター
その他の岡山県の認知症カフェはこちら
https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/800750_7514706_misc.pdf
引用:岡山県
認知症は誰でも起こりうる病気であり、当事者と介護者ならではの悩みはつきません。
認知症の進行が進む前に、入居施設を事前に目星をつけておくことで、いざというときに満員だった・入居条件に当てはまらなかった、ということを防ぐことができます。
岡山県有料老人ホーム相談センターでは、完全無料で施設のご提案から見学、ご契約までサポートを行っております。
また、岡山県に特化したサービスならではの、施設見学送迎なども行っております。
ご検討されている方は一度お気軽にご相談ください。
2015年8月入社。株式会社タイオン365立ち上げメンバー。 老人ホーム相談事業の相談員として4年間勤務。計820名のお客様をご案内させていただきました。その後、2020年8月から介護保険事業へ参入。デイサービスを3施設、2021年9月に福祉用具貸与販売事業を開設。その他に介護施設コンサルをさせていただいており、集客や運営のお手伝いをさせていただいています。