高齢化が進む社会の中、「介護」はある日突然身近な存在になります。「自分はまだ関係ない」と考えるではなく、介護について基本的なことを知っておけば、もしもの備えになります。
ここでは、各種高齢者向け施設・住宅の違いや、入居前に知っておきたいお金のことなど、専門家監修のもとジャンルごとに分かりやすくまとめています。
岡山県有料老人ホーム相談センターです!
アルツハイマー病やレビー小体型認知症などは認知症であることに気づきにくく、いつの間にか進行している場合があります。
また、脳梗塞や脳出血などの疾患が要因で引き起こされる血管性認知症の場合も、脳梗塞などの前兆として認知症のような症状があらわれることがあります。
もし認知症を疑われた場合、単なる物忘れとどう違うのか、またどのような検査で認知症と判断されるのか、解説していきます。
日常的に上記の症状がある場合は、一度病院を受診し、医師の意見を聞きましょう。
「単なる物忘れは若い頃からだから大丈夫」と思っていませんか?
物忘れの場合は、「あの人の名前が思い出せない・・・」「昨日のごはんの献立が思い出せない・・・」など、一度体験したことを思い出せない状態ですが、認知症の場合は、「会ったこと自体を忘れている」「昨日ごはんを食べていない」等、体験したこと事態を忘れている状態です。
認知症が疑われる場合は下記に相談してみましょう。
認知症の要因は様々であるため、「○○科」に行くべきというものではありません。
まずはかかりつけのお医者さんに相談し、適切な病院を紹介してもらうことがスムーズです。
そのほかにも認知症のコールセンターなどといった相談窓口もあります。
認知症は要因や種類が様々であることや、他の病気である可能性もあるため、問診をしたのちにいくつかの検査方法で認知症かどうかを診断します。
まず最初に患者や家族に対して、認知機能の低下がいつから始まったか、どのような症状があらわれているかなどを問診します。
過去の病歴、生活習慣、薬の使用歴も確認します。
また日常生活での行動や記憶力の低下具合を家族や介護者に聞き取ることで、より具体的な診断が可能になります。
ミニメンタルステート検査 (MMSE)
認知機能を評価するための簡単なテストで、日時や場所の認識、短期記憶、計算能力、言語能力などを評価します。
長谷川式簡易知能評価スケール (HDS-R)
日本でよく使われるスクリーニングテストで、MMSEと同様に認知機能を簡易的に評価します。
認知症の症状が神経疾患(脳卒中や脳梗塞など)によるものではないかを確認するために、身体検査や神経学的な検査が行われます。
脳の構造を詳細に見ることができ、脳の萎縮や異常を確認します。
脳内の出血や腫瘍などを確認します。
微量の放射性物質を含んだ薬を飲むことで、カメラで放射線を追い、脳の血流や代謝活動を観察します。アルツハイマー病など特定の認知症の診断に役立ちます。
微量の放射性物質を含んだ薬を飲むことで、臓器の状態を調べる検査です。臓器の血液量や代謝機能の状態をみることによって、認知症かどうかを調べます。
他の疾患(甲状腺疾患やビタミン欠乏症など)が認知機能の低下を引き起こしていないか確認するために行われます。
家族性アルツハイマー病など、特定の遺伝子変異が関与する認知症の可能性がある場合、遺伝子検査が行われることがあります。
うつ病や不安障害が認知機能に影響しているかどうかを確認するために、心理テストが行われることもあります。これにより、認知症と他の精神疾患を区別します。
認知症の症状は他の病気と共通する部分が多くあり、メニエール病やうつ病、感染症などと誤診されていたという場合もあり得ます。
少しでも不安や違和感を感じたら、別の病院へセカンドオピニオンを受診することをお勧めします。
岡山県有料老人ホーム相談センターでは、認知症初期から末期にかけて入居可能な介護施設・老人ホームをご紹介しています。
インターネットでも岡山県内の数多くの施設から、ご希望に沿った施設を探すのはかなり時間と労力がかかります。
相談から見学、入居まで完全無料ですので、是非一度お気軽にご相談ください。
2015年8月入社。株式会社タイオン365立ち上げメンバー。 老人ホーム相談事業の相談員として4年間勤務。計820名のお客様をご案内させていただきました。その後、2020年8月から介護保険事業へ参入。デイサービスを3施設、2021年9月に福祉用具貸与販売事業を開設。その他に介護施設コンサルをさせていただいており、集客や運営のお手伝いをさせていただいています。